【流れ】毒親育ちの私が毒親と絶縁したくて住民票の閲覧制限をした話

 

こんにちは。毒親育ちのけろちゃんです。

住民票の閲覧制限をかけて約3年が経ちました。

 

 

私の経験を下に閲覧制限をかけた当時の私が知りたかったことを中心に説明していきます。

 

 

私が毒親との絶縁を決めたキッカケ

 

幼少期から母親に肉体的・精神的な虐待を受けていたことから子供時代はなんとなくいつかは絶縁しようと決めていたのがキッカケです。

 

毒親との詳しい関係性はこちらからどうぞ

準備中~

 

 

私が行った住民票の閲覧制限までの流れ

 

まず大前提として私は専門家でもなんでもないので、あくまで一つの例として参考にしていただけると幸いです。

参考にした後は必ず最寄りの市役所・区役所の女性相談員の方に問い合わせしてみてください。

 

ざっとした流れは以下です。

 

 

  1. 最寄りの市役所・区役所の「子ども家庭支援課」に電話で閲覧制限をかけたい旨を伝えた

     

  2. 「女性福祉相談員」の方との面接の予約をした

     

  3. 面接時に虐待の始まり(子ども時代)から遡って状況説明をした

     

  4. 閲覧制限をかけるレベルだと認められて、渡された書類にいろいろ書いた

     

  5. 戸籍課でまた書類を書いた(ここでマイナンバーカード必要だった)

     

個人的に4がキツかった

思い出すだけでもキツイのに(てか思い出したくない)それを声に出すと脳に直接言葉が響いてきて再認識されて二倍のダメージ☆彡って感じで(語彙力なくてスマンノ)キツかった

 

正直涙がこぼれないように坂本九さん並みに上向いてたし、鼻の穴広がってすごい顔してたと思う。

 

だから話せるところまでは話して「あ、これ無理だわ」ってなったら、私みたいに無理して鼻の穴カバオくん状態になってまで話すことないと思う。

そこは女性福祉相談員の方も分かってくれると思う。

 

そんな感じ

 

 

必要な持ち物

 

  1. 身分証明書

    (運転免許証、マイナンバーカード、健康保険証、パスポート等)

     

  2. 印鑑認印OKだった)

     

  3. 毒親の住所や生年月日等が分かるようにしとく

    (私の場合は親が勝手にいなくなっちゃって住所知らなかったから大変だった!

    だから毒親の住所知らない人は、閲覧制限をかける前に戸籍謄本取っとくべき。

    たまたま戸籍謄本が必要で取ってたので助かった。

    市区町村だけで大丈夫だった。

    特殊ケースすぎてあんまいないとは思うが・・・。) 

     

住んでる地域によって違うかもしれないから最寄りの市役所・区役所の女性相談員に直接聞いてみてね

 

 

メリット

 

  1. マジで安心する。

    個人的にはこれだけでデメリットのすべて覆るくらいのメリット

     

  2. 少しでも命の保証の保険ができる

 

 

デメリット

 

  1. 住民票等の市役所関係の請求がガチでめんどくさい

    (コンビニで取り寄せられない。

    市役所・区役所の窓口でもマイナンバーがないと取り寄せられない。

    最寄りの区役所で手続きできないものがあったり、住民票閲覧制限かけてることを先に伝えてこの手続きで大丈夫かどうか毎回心配で聞くのだるい)

     

  2. 確実な身の安全を保障するものではない

    (あくまで保険程度と考えとくべき。これやったから安心してはいけない。

    毒親から裁判をかけられたり警察に行方不明届出されると毒親に知らされる。

    警察の手続きはまた別にあるがちょっと手間があるらしい)

     

  3. 一度かけたら毒親の戸籍から外れるから二度と毒親の戸籍に入れない

    (当時の私はこれが一番踏ん切りつかない一番の理由だった。

    いつか和解した時の妨げになるんじゃないか?とか。一時の感情でやるのはマジでお勧めしない。

    長期にわたって虐待・モラハラ等で苦しんできて後悔しないと確信した人のみおすすめする。

    軽い気持ちでするのはやめとけ) 

     

  4. 1年に1回の更新がだるい

    (予約して女性相談員と面接してちょっとした書類を書かなきゃいけない。

    これすっぽかすと自動的に解除されちゃうから注意。

    私の場合いつも予約混んでるから早めを心がけてる)

 

 

戸籍謄本にも対策しよう!

 

デメリットの2に関して私はできる限りやった対策として、本籍地を引っ越し前の住所にしました。

というのも閲覧制限は住民票だけにかかるので、戸籍謄本にはかからないのです。

ということは仮に本籍地を引っ越し先と統一してしまって、毒親が私たちの戸籍謄本を請求したら住所がばれてしまいます。

 

ただデメリットとして戸籍謄本が必要になった時に、わざわざ本籍地の最寄りの市役所・区役所じゃないと請求できなくなります。

地域によっては郵送で送ってもらうこともできますが、申込書をコピーして書いて定額小為替(私は銀行で買った)を同封して郵送しなきゃいけないという時間も金もかかるだるるるるな作業です。

 

さすがにうちの親はそこまでするタイプじゃなくて手間とリスクが割に合ってないな~って思うなら、これらはやらなくてもいいとは思います。

(個人的には念には念をということで、やることをオススメします)

 

 

引っ越してから住民票の閲覧制限をかけよう!

 

家から楽園(一人暮らし)へ逃避行するから毒親に住所を知られたくない!ってことで、閲覧制限をかけたいんだよね

 

引っ越しする前に閲覧制限をかけちゃうと、引っ越し先で新たに手続きをしなきゃいけないという二度手間になってしまうため、引っ越しが決まってるなら引っ越してから、住民票の閲覧制限をかけるのがオススメする!

 

例外として、毒親に一人暮らしがばれている・勘付かれてて光の速さで住民票取られちゃいそう!!!って心配な方は二度手間になってだるいけど引っ越し前(現住所)で閲覧制限をかけて引っ越してからもかけた方が安全だと思う

めんどくさいけどばれたくないから閲覧制限をかけるのにばれたら意味ないので!

 

ちなみにその都度女性福祉相談員の方と面接をしないとならんとです。

 

 

まとめ

 

Point

 

  1. 毒親の住所が分からない場合は、閲覧制限をかける前に戸籍謄本を取って住所を把握しておこう!

     

  2. すぐにでも住所を探られそうな毒親タイプ→面倒くさいけど、引っ越し前と引っ越し後と2回閲覧制限をかける住所を探る

     

    危険性は低い毒親タイプ→引っ越しをしてから閲覧制限をかける

     

  3. 干渉してこないタイプの毒親なら、むやみに閲覧制限をかけないで様子を見る。

     

  4. 今までの毒親との関係性やタイプによって、やるべきか様子を見るべきか判断する

     

 

途中でやめることもできるけど一度かけたら二度と親の戸籍には入れないので一時的な感情の高まりでやるのは個人的にはオススメしないです。

よく考えてから行うことをオススメします。

 

個人的にはメリットの方がはるかに大きく感じました。

 

毒親を持ち「絶縁」という重く大きい一歩を決断するかどうか悩んでるからこそ今あなたはここまで見て下さったんだと思います。

過去・今の現状や環境、そしてあなた自身の気持ちによって人それぞれだと思うからどうかよく考えて決断してほしい。

 

 検討を祈る!!!!!!!!